WBC世界ミニマム級前チャンピオンで日本で活躍したイーグル・デーン・ジュンラパン(タイ)が目の故障を理由に日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を出したことが25日、分かった。所属する角海老宝石ジムの関係者が明らかにした。今後は未定。

 この日、目の治療のほか、体調を崩した親族を見舞う目的で故郷のタイに帰国した。

 イーグル京和などの名でも戦ったイーグルは2001年に来日して角海老宝石ジム入り。04年1月にWBCミニマム級王座に就いた。1度は陥落したが、05年8月に王座奪回。昨年11月、オーレドン・クラティンデンジム(タイ)に判定負けし、5度目の防衛に失敗した。