W-1の船木誠勝(45)が29日、都内の事務所で会見し、9月21日から始まる新王座決定トーナメントへの思いを語った。

 団体旗揚げから1年、船木は武藤社長にベルトの新設を進言し、ついに実現した。「今、W-1で誰が強いのか、歴史をつくるのが大事。武藤さんが出ないなら、自分が初代のチャンピオンになる」と語った。

 会見終了後、会場に姿を見せた征矢学が、船木に対し正式入団を直訴した。22日の武藤社長の会見にも乱入し、入団を直訴したが断られていた。

 この日もしつこく船木に迫り、キックを浴びて昏倒(こんとう)。「ボクはW-1所属をあきらめません。NO・2の船木さんから武藤さんに話してください。正装で来たんです。お願いします」と話し、武藤社長の机にネクタイを残し、再度入団をアピールしていた。