WBC世界フェザー級王座を奪取し、日本人初の“飛び級”2階級王者となった長谷川穂積(29=真正)はブルゴスとの激闘から一夜明けた27日、山下会長、WBC世界スーパーフェザー級新王者粟生隆寛(26=帝拳)、帝拳ジムの浜田代表と会見に出席。腫れた右目を隠すようなメガネ姿だったが、表情は明るかった。「旅行とか行ってゆっくりしたい。『動きたいな』と思った時に動きたい」。午後には粟生とともに上京してテレビに出演。週明けに兵庫県西脇市に帰郷、ベルトを手に亡き母裕美子さんの墓前に勝利を報告する予定だ。