日本プロボクシング協会が11日、亀田ジムの五十嵐紀行会長に対して厳重注意した。9月28日の亀田大毅の公開練習で、父史郎氏がセコンドライセンス無期限停止処分中ながら、リング上で拳を交えた。亀田ジム側は「パフォーマンス」と主張していたが、全国のジムから問い合わせがあったこともあり、原田政彦協会長が五十嵐会長を事情聴取。原田協会長は「父親の気持ちはわかるが、人気もあって注目されている。これからは行動を慎むようにと話した」と、口頭で注意した。日本ボクシングコミッションも問題視して報告書の提出を要請し、5日に注意を与えていた。日本協会と東日本ボクシング協会にも報告書を提出していた五十嵐会長は「今後気をつけます」と話した。