日本相撲協会は23日、公式ユーチューブチャンネルで「大相撲アーカイブ場所」を開設し、協会が所蔵する400場所以上(概算2000時間)の取組動画を公開することを発表した。視聴者はメンバーシップ登録が必要で、価格は月額990円(税込み)。動画は24日より順次公開される。

24日からは第58代横綱千代の富士(当時関脇)が初優勝と大関昇進を決めて「ウルフフィーバー」の始まりとなった81年(昭56)初場所の幕内全取組を連日公開する。あわせて120年前の1900年(明33)の相撲も紹介。当時撮影された相撲映画で、横綱小錦の土俵入りや全11取組などが収録されている。

来年1月12日からは、前回の東京五輪が開催された64年(昭39)初場所の幕内取組を、火曜日と金曜日の原則週2回公開する。