断髪式を終えた父に、愛娘から愛情たっぷりのメッセージが贈られた。

元横綱白鵬の宮城野親方(37)の三女・眞結羽ちゃんがマイクを握り、まげ姿に別れを告げた父に「お父様が頭をナデナデしてくれた分を、私がお父様の頭をいっぱいナデナデしてあげます」などと呼びかけた。

書き上げた手紙を読む予定だったが、頭の中にしっかり記憶。大勢の観客の前で堂々とした姿を見せ、会場から温かい拍手が起きた。眞結羽ちゃんのメッセージは以下の通り。

お父様、現役生活お疲れさまでございました。お父様の最後のお相撲のことは、はっきりと覚えています。あのときのお父様は誰よりもかっこよくて、誰よりも輝いていました。今、目の前に立っているお父様はまげがないからちょっと不思議だけれど、前より優しい顔をしています。

前はまげがあって頭を触れなかったけれど、もうまげがないから、お父様が頭をナデナデしてくれた分を私がお父様の頭をいっぱいナデナデしてあげます。

世界で一番優しくて、かっこいいお父さんでいてね。世界で一番愛してるよ、眞結羽。

大勢の皆様、お父様の断髪式にお越しいただいてありがとうございました。