大相撲の元横綱白鵬の宮城野親方(38)が師匠を務める宮城野部屋が春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)後にも閉鎖することが濃厚となった。8日、複数の関係者への取材で分かった。

◆不祥事関連に伴う部屋の閉鎖

▽85年12月 元横綱輪島の花籠親方が年寄名跡を担保に入れて借金したことが発覚。廃業に伴い、力士らは放駒部屋に移った。

▽10年5月 木瀬親方(元前頭肥後ノ海)らが暴力団関係者の大相撲観戦に関与した問題が発覚。部屋の閉鎖処分を受けたことに伴い、北の湖部屋に吸収された。2年後の12年、2度と問題を起こさない旨の誓約書を提出するなどして部屋が再興された。

▽16年10月 元前頭浜錦の春日山親方の辞任勧告により部屋が一時消滅。引退から4年半にわたり、協会に残るために必要な「年寄名跡証書」を所有してなかった。証書の引き渡しを巡り先代親方との係争が和解できず、翌17年に退職した。

▽20年7月 元前頭旭里の中川親方が弟子に暴力を振るうなど不適切な指導を行った。これにより委員から年寄への2階級降格処分を受け、部屋が閉鎖に。