7月の大相撲名古屋場所を途中休場、十両に転落した阿武咲(28=阿武松)が、痛めていた右足首を手術したことを明かした。
26日、千葉・習志野市の部屋で、弟弟子阿武剋の新入幕会見後、報道陣に対応。名古屋場所は初日から3連敗し、4日目に「右足関節炎、右膝陳旧性後十字靱帯(じんたい)損傷」の診断書を提出して休場した。この日発表された秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付で、6年余り守ってきた幕内から転落。それでも「手術は名古屋場所中。秋場所に間に合わせるために手術した」と、1場所での返り入幕への意欲をのぞかせた。
右膝の手術は回避し、すでに基礎運動などで稽古も再開している。阿武剋の新入幕には「うれしいと同時に悔しい。切磋琢磨(せっさたくま)して頑張っていきたい」と、冷静に話した。阿武剋は新入幕会見で、阿武咲には稽古場で勝てないと話していたが、阿武咲は「いやいやいや。(阿武剋に)ボコボコにされてますよ」と、苦笑いを交え、むしろ負けることも多いと明かした。続けて「お互いにいい稽古をして、頑張っていきたい」と、早く一緒に、相撲を取る稽古を再開できることを望んでいた。【高田文太】

