東十両12枚目の宝富士(38=伊勢ケ浜)が、西幕下3枚目の若ノ勝(22=常盤山)に押し出され、5勝10敗となった。これで2010年秋場所から15年間守り続けた関取の座から、陥落する可能性が高くなった。
宝富士は「圧力で止めようと思ったのですが、相手が強かった。場所前から稽古が十分にできなかった。それが最後まで響きました」と振り返った。出身地の青森・中泊町から多くの人が駆け付けたが、白星は届けられなかった。
2009年初場所初土俵。以来休場がなく、初土俵からの連続出場記録は歴代6位の1398回まで伸びた。「15年間というのは実感はわかないけど、しょうがない」とし、部屋の後輩たちの活躍を期待した。
近大時代の同期、千田川親方(元幕内徳勝龍)は東の花道で見守り「休場しないのはすごい。いいものを見せてもらいました」とねぎらっていた。

