元大関で西前頭12枚目の朝乃山(高砂)が、今場所初の連勝で、序盤戦を3勝2敗で通過した。立ち合いで頭から当たってきた前頭錦富士を受け止め、下からあてがいながら前に出た。すると相手が、足を滑らせるようにして前に落ち、はたき込みで仕留めた。昨年秋場所の初顔合わせから2連敗中だったが、初めて錦富士から白星を挙げた。
「2連敗していたし、近大の後輩に負けたくない気持ちでやった。前傾姿勢で圧力をかけたので、最後に相手が足を滑らせて勝つことができた」と、冷静に振り返った。「どのタイミングか分からない」というが、相手の指で左目じりを切った。土俵上での勝ち名乗りの際は、しきりに気にしていたが、支度部屋では、はっきりと目を見開いており、問題ないことを強調していた。
今場所初の連勝にも「(引いた)初日はふがいない相撲、(勇み足の)3日目は、もったいない相撲。連勝は気にせず、1日1番、やっていきたい」と、さらに連勝を伸ばしたい意気込みを語った。

