西十両3枚目の若ノ勝(22=湊川)が勝ち越しを決め、2場所連続の十両優勝と新入幕に前進した。

東十両5枚目の輝を、回転の速い突っ張りで押し出して8勝1敗。前日8日目に、嘉陽に敗れて初日からの連勝が「7」で止まったが、引きずらずに連敗しなかった。「昨日(8日目)は、やりづらい相手だったので、深くは考えずに臨んだ。親方(師匠で元大関貴景勝の湊川親方)にも『今日が大事だぞ』と言われていたので、しっかり集中してやれた」と、気持ちを切り替えて臨んでいた。

来場所の新入幕には、他の力士の成績にもよるが、単純な勝敗だけなら残り6日間で1勝すれば有力、2勝すれば濃厚といえる状況となった。それでも「まだまだ。(新入幕や十両優勝は)場所前には考えていたけど、始まってからは考えていない。取組のことだけを考えている」と、目の前の一番に集中できているという。星勘定はせず、伸ばせるだけ星を伸ばしていくつもりだ。