関脇霧島(29=音羽山)が14場所ぶり3度目の優勝を決め、師匠の音羽山親方(40=元横綱鶴竜)は喜びをかみしめた。千秋楽の審判部業務を終え、取材に対応。一問一答は以下の通り。
-14日目に変わったかたちで優勝が決まりました
「勝って決めてほしかったですけどね。ああいう形なので、100%喜べない感じではありましたが…」
-親方もホッとされたのでは
「緊張感から解放されました」
-宿舎のテレビでご覧になった
「そうです」
-帰ってきた霧島関とはどんな話を
「今日もありますから。あきらめないでここまでよくやったなと、そういう話はしましたね」
-親方の現役時代も含めて春場所は特別感があります
「何かそれをちょっと期待しながら、いい結果が出てくれたらと思っていました」
-好調が続いていましたが、どのあたりで今場所はいけると感じましたか
「動きはいいなと思っていました、反応もよかった。でも最初から優勝はないので、積み重ねですから。王鵬戦に勝ったあたりから、可能性が大きくなって。いけるかなと思ったのはそこですね」
-師匠として初めての優勝になります
「それが本当にうれしい。1つ言えるのは才能ある人を先代から受け継いで、腐らせて終わるわけにいかないと、宝の持ち腐れに終わらせたくないと思っていました。いろいろこの2年間、いろいろケガもして、アドバイスが良くなかったかなとか、自分の勉強にもなりました」
-霧島関が変わった点は
「秋場所に話してから、やっと心が入れ替わってくれた。本人がやる気を出してくれないと、周りが何を言ってもだめですから。家族、新しい命が誕生したのも力になったんじゃないですか。長女がいて、長男も(優勝力士の万歳で)抱っこできるように頑張れと言ったこともあります。そういうのが力になってるんじゃないでしょうか。以前のように積極的になって、体も大きくなって、ケガも治って、やっと歯車がかみあってきました」
-兄弟子と弟弟子の関係から、師弟の関係に変わって、当初は違和感は
「最初はありました。若い子も見ているからとだいぶ前に話したことがあります」
-大関に戻れた場合も、先があります
「もし戻れたら、戻るだけが目標じゃない。もう1つ上を目指したい気持ちを持ってくれたらいい。30歳になるので油断せず、2年間の浮き沈みはもうできない。緊張感をやめるまで持ち続けて欲しい。3場所できたことを常にできるように続けてほしいですね。そうすればいい結果が出ると思います」

