広島、岡山など瀬戸内近県の7県を拠点に活動を始めたSTU48が10日、東京・有楽町の広島ブランドショップTAUでトークイベントを行い、瀧野由美子(19)と土路生(とろぶ)優里(18)矢野帆夏(18)が登壇した。山口出身の瀧野は、昨年から大学に通うため広島に住んでおり、土路生と矢野は広島出身。ファン40人を招待して行われたイベントでは、矢野の個性がさく裂した。

 矢野は冒頭から「カープ女子です」と自己紹介し、「いつか始球式に出るのが目標の一つです。もう肩は温まってます」と笑わせた。広島は汁なし担々麺の有名店が多く、「知らない人が多いんですけど、汁なし担々麺は広島が発祥です。正確に言うと、(ラーメン自体は)中国・四川省です」とドヤ顔で言い切り、土路生から「この間まで(漢字が)読めなかったよね?」と突っ込まれていた。担々麺の人気店として知られ、同ショップにも出店しているキング軒で2年、アルバイトをした経験があるという。瀧野から「看板娘だったの?」と聞かれると、矢野は「そうですね」と平然と回答。当時のエピソードを聞かれると「お水をこぼしちゃったり…」と明かし、ファンをずっこけさせた。

 担々麺にはおいしい食べ方があるといい、矢野は瀧野、土路生に自信満々にレクチャーした。「水は飲まない方がいいよ。余計に辛く感じるから」と言ったにもかかわらず、矢野は一口食べるとたまらず水を口に運び、瀧野から「飲んじゃうんだ…」と突っ込まれていた。