HKT48が25日、熊本県益城町のグランメッセ熊本で、アルバム「092」発売イベントを開催した。

 指原莉乃(25)宮脇咲良(20)らが鏡割りを行い、イベントはスタート。ステージではトークやダンスパフォーマンスで地元ファンを楽しませた。

 松岡はな(18)松岡菜摘(20)本村碧唯(20)らがヨーヨー釣りや、ダーツの屋台などで、3000人と笑顔で交流した。

 HKT48は16年8月、ツアーで熊本を訪れるはずだったが、同4月に発生した熊本地震の影響で、開催延期になっていた。さらに、熊本城二の丸公園で代替企画された無料イベントも、雷雨による二次災害の危険から中止になっていた。

 地元出身の田中美久(16)は、イベント開催を最も待ち望んでいたメンバーで「アルバムの発売イベントで、HKT48のみんなと熊本に帰ってくることができました。皆さんと楽しく盛り上がれることができて、本当にうれしい」と喜んでいた。

 同県在住者は無料で来場できるイベントで、田中は「たくさんの熊本の方々にお越しいただき、とても温かく『お帰りなさい』と迎えてくださって、とても感動しました」と地元の歓待ぶりに感謝。「今度はコンサートで、大好きな地元熊本に帰ってくることができればと思っています」と誓っていた。