AKB48の運営会社「AKS」は1日未明、コーポレートサイトをオープンさせた。

新たにオープンしたサイトでは、同社の吉成夏子社長のメッセージを掲載している。「13年前にスタートしたAKB48グループは、2019年現在、国内外あわせて約650名のメンバーが所属するまでになりました。私どもの成長は、ファンの皆様方をはじめ、多くの方々のご支援の御蔭に他ならず、改めて心から感謝申し上げます」。

今年に入って、5月にNGT48を卒業した山口真帆への暴行被疑事件をめぐって、騒動が広がっていた。「グループの運営・管理において、皆様に大変なご心配やご迷惑をお掛けするような事態を招いたことは、成長に見合ったガバナンスが欠如していたことの表れであり、深く反省致しております。更にこの先10年、20年と、多くの女性の夢を預かり、メンバーが輝ける場所を提供し続けていく為には、成長だけではなく、企業として成熟していくことが重要であることを痛感し、社会的な責任を負える企業になれるよう、運営・管理体制の改善に着手しております」とした。

「夢に向かって懸命に頑張っているメンバーは、我々にとって宝物です。そんなメンバーを応援してくださるファンの方々の期待に応える為にも、メンバーが成長していく過程を安心して応援して頂ける環境を、全社一丸となって愛情をもって作り続けてまいります」と、今後環境作りに着手することを明言し「個性や一人ひとりの価値観が尊重され、多様な楽しみ方が激しいスピードで生まれる時代にあって、常に新しい驚きや喜びを感じて頂き、『会いに行けるアイドル』という原点の魅力を損なうことなく、ファンとメンバーとの幸せな距離感を見守ることのできる強く優しいエンターテイメント企業になれるよう、日々精進して参ります。皆様の変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます」。

ホームページでは、新たにアドバイザリーとして俳優のマシ・オカら3人を迎えることが明らかになり、「役員構成」から、運営責任者だった松村匠氏らが外れた。