STU48が23日、広島国際フェリーポートで船上劇場「STU48号」の最終公演を行った。

旅客船兼自動車渡船から日本初の船上劇場に生まれ変わり、19年4月から同グループの活動拠点として活動してきた「STU48号」。兵庫、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛の瀬戸内7県に寄港し、約2年間(769日)で191公演を行い、役目を終了した。

この日は昼に2期研究生が「僕の太陽」公演、夜には1期生とドラフト3期生による「僕たちの恋の予感」公演をそれぞれ上演した。

瀧野由美子(23)は「STU48号での公演は今日で最後になり、STU48号からの卒業となりますが、今後も瀬戸内7県で活動することは変わりません。STU48号がなくなってもSTU48を応援してくださる皆さん、愛してくださる皆さんがいる限り頑張っていきますので応援よろしくお願いします」。

キャプテン今村美月(21)は「船員の方から『さみしい気持ちでいっぱいだけど、メンバーみなさん大切に使ってくれていつもありがとうございます。私たちも最後まで一緒に駆け抜けていきたいと思います』とメッセージをいただいて、この船を関わってくださっている方みんなが大切にしてくださっていること、愛されている場所なんだということを実感しました。

この2年間で、新しいスタイルの公演や企画に挑戦してきて、本当に成長できました。これからは夏のツアーも決まっていますし、私たちの元気をたくさんお届けできるように、メンバー全員で船上劇場での経験をいかして頑張っていきたいです!」とコメントした。