今年の夏はビッグスターの主演作からディズニーアニメーションの実写化、人気シリーズの最終章など見逃せない話題の映画がめじろ押し。今夏の注目作品を2週にわけて紹介します。第1回はゴールデンウイークに公開される作品もあるので要チェックです!

●「アベンジャーズ/エンドゲーム」 4月26日 日米同時公開

「アベンジャーズ」シリーズがついに完結。前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では最強の敵サノスによってアベンジャーズのメンバーを含む全宇宙の生命の半分が消滅するという衝撃のラストを迎えましたが、本作では生き残ったアイアンマンやキャプテン・アメリカらがわずかな希望を信じて再び集結し、最後の戦いに挑みます。ハリウッドで活躍する真田広之が新たに出演することも決まっています。

●「名探偵ピカチュウ」 5月3日日本先行公開 5月10日全米公開

ニンテンドー3DS用ゲームソフト「名探偵ピカチュウ」がハリウッドで初の実写化。主人公の少年が相棒のピカチュウと一緒に謎を解きながら行方不明の父親を捜す物語です。ピカチュウを演じるのはライアン・レイノルズで、渡辺謙も出演しています。

●「ジョン・ウィック:チャプター3:パラベラム」 5月17日全米公開

キアヌ・リーブス主演の「ジョン・ウィック」シリーズ第3弾。前作で主席連合のメンバーを殺害したことで懸賞金をかけられている主人公ジョン・ウィックが、生き残りをかけて戦いと殺人を繰り広げながらニューヨークを脱出するストーリー。

●「アラジン」 5月24日全米公開 6月7日日本公開

ディズニーの名作アニメ映画「アラジン」をガイ・リッチー監督が実写映画化。ウィル・スミスがランプの精ジーニー役を演じ、主人公のアラジンにはエジプト出身のナメ・マスードが抜てきされています。

●「X-MEN:ダーク・フェニックス」 6月7日全米公開 6月21日日本公開

「X-MEN」シリーズ最新作は、「X-MEN:アポカリプス」(16年)の続編。シリーズ史上もっともダークな作品に仕上がっているといわれていますが、制作する20世紀フォックスがディズニーに買収されたことを受けて、本作が2000年から続いてきた「X-MEN」シリーズの最終章になるのはないかとも噂されています。

●「メン・イン・ブラック:インターナショナル」 6月14日 日米同時公開

ウィル・スミス主演で地球上のエイリアンの監視と取り締まりを任務とする組織「メン・イン・ブラック(MIB)」のエージェントの活躍を描いた「メン・イン・ブラック」シリーズ初のスピンオフ。地球に住むエイリアンが増殖した世界で、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン演じるMIBエージェントが、世界各地を飛び回って活躍するストーリー。

●「トイ・ストーリー4」 6月21日全米公開 7月12日日本公開

子供から大人まで多くの人に愛されるアニメ「トイ・ストーリー」シリーズの9年ぶりとなる待望の新作。前作では大学生になった主人公ウッディとアンディたちの別れがラストでしたが、新作はウッディと羊飼いのボ・ピープとのラブストーリーになるといわれています。

【千歳香奈子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「ハリウッド直送便」)