乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



物事を重く捉えるも、

軽く捉えるもそれぞれの自由。



時と場合にかなり左右される

物事の捉え方ですが、

楽観的に考えることの弊害を

最近感じています。



楽観的に考える



ポジティブ思考のことです。



“物事が上手く進む”と

前向きな考えを持つことを言います。



最近、楽観的に考えることは

本当に自分の為になっているのかと

考えたところ、一つの結論が出ました。



それは、“楽観的に考えられている”

一見ポジティブ思考のように

思えていた事は、私の場合

怠惰から来るものだったということ。




怠惰以外にも、

モチベーションが保てないことも

要因の一つだと思っています。




毎日自分の中でタスクがあるかと思います。



その日にこなさなければいけないこと、

先を見通した上で計画的に進めておきたい、

できればやっておきたいことなど。



また、自分の趣味や成長のために、

誰かに強制されているわけではないけれど

やりたいと思っていること。



こんな風にジャンル分けをすると、

その物事の重要さに合わせて

タスクの優先順位と言うものは決められます。



しかしタスクの優先度と

自分のその物事に対する

モチベーションの高さは

比例しないことも多い。




私たちにとって

一番活動しやすいと言えるのは、

今一番やらなければならないことに対しての

モチベーションが一番高い状態。



しかしなかなかそういったうまい具合に

私たちの精神は働いてくれません。



大抵タスクの上部にあるのは、

重要度が高いだけでなく

一定の時間を要するもので、

自分にとって頭を悩ませる課題のことが

多い気がします。



タスクの一番上に置いている時点で、

色々な理由から

「早く始めなければならない」と

優先度の高いものだと言う事は

自覚しているのですが、

モチベーションが保てない。



もちろん今一番

やらなければならないことに対しての

モチベーションが

一番高いこともあると思います。



ただ、タスクが重なってしまったり、

複数のところへ

意識が向いてしまっている状態で

難度の高いものをこなすのは難しい。



自分という人間は一人ですが、

頭の中にはきっと何人かの自分が

存在していると思います。



やらなければならないことを

やり遂げたり成し遂げるためには、

自分の中にいる小さな自分たちが

団結していないとできないわけです。




自分の中で色々な考えや気持ちが

入り混じっている時、

気持ちの統制が取れていないままでは

一つのことに取り組むのが難しいんですね。




こうした中で、

モチベーションが保てなかったり

なかなか進めることのできない

タスクに対して、

「まだ何とかなる」とか、



期限に追われていても「まだ間に合う」と、

楽観的にも見える考えでそのことを

後回しにしてしまうことがあります。



これが楽観的という仮面を被った怠惰です。



自己管理がしっかりと出来ている人は、

良い意味での楽観的な考えが

できると思うのですが、

私のようなタイプには

向いていない考え方のようです。



皆さんはどちらのタイプですか。





今回書いていて、

やらなければならないことと

モチベーションの高さが

釣り合わないという話が出ましたが、

これはもう少し掘りたいテーマですので

また触れようと思います。



(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)