乃木坂46、4期生の林瑠奈です。



私はこのコラムで

「バランスが大事だ」という話を

よくしていますよね。



バランスは色々な場面で

求められる感覚だと思うのですが、

複数人で行動する際の

パワーバランスについて

今日は話していこうかと思います。



例えば2、3人で協力して

料理を作るとしましょう。



それぞれの役割分担をする上で、

料理において、または洗い物において、

どれだけの比重を担うかのバランスによって

作業効率が変わってくるかと思います。



常に全員が動いていて、

何かしらの工程を進めていられるのが

ベストな状況です。



私が思うにこのベストな状況を作り出す上で、

理想的な役職の形があります。



パイオニア・指示役・補佐の3つです。



パイオニア

料理の要となる工程を担当する人



指示役

料理をする上で発生する小さなタスクの

進行状況を把握して 指示を出す、進める人



補佐

主に何でも屋、

指示役から言われた小さなタスクをこなす人



何人かで料理をするときって、

その中でも料理が得意だったり、

メニューの決め手を

出した人だったりがいるんです。



その人がパイオニア。

料理工程で絶対に失敗できない部分、

例えば味付けなんかを担当する人です。



そして、指示役。

正直パイオニアよりも

大切な役職だと思います。



要となる工程を行うには

必ずいくつかのタスクが生じてくるので、

いかにそれを速く消費するかが

託される役職です。



先のことを見越して指示を出して、

自分の立ち回りもわかった上で

作業を進めなければならない、

場の状況を

広い目で把握しないといけないわけです。



最後が補佐。この人はとにかく働きます。

先ほどあげた指示役は

補佐をいかに上手く配置するかが大切で、

補佐の人も指示役の空気を読んで

作業に回ることが求められます。




こんな感じで3つに

分かれるんじゃないかなと思うわけです。




大切なのは

自分がどこに身を置くのかを

料理を始める前はっきりさせておくこと。




作業の分担を決めておくことも

勿論大事だとは思うのですが、

指示の誤解が生まれないためにも、

この役職という

作業を進める上でのパワーバランスを

明確にするのは必要なことだと思います。




料理に留まらず

様々な場面で言えることではありますが、

自分の役職(ポジション)を理解して

空気を読める人が多いほど

チームワークも作業効率も上がりますね。





P.S.先日私は補佐に回ったのですが、

ちょこまかした作業もこなしつつ、

絶品副菜和え物を作ることに

成功しました。


(ニッカンスポーツ・コム「乃木坂46林瑠奈 負けるな!しょげるな!乗り遅れるな!」)