鈴木保奈美(48)が25日、東京・恵比寿ガーデンシネマオープン記念として行われたフランス映画「間奏曲はパリで」(マルク・フィトゥシ監督、4月4日公開)試写会に参加した。

 自身が出演した以外で、映画のイベントに出るのは初めての上、取材陣に囲まれての囲み取材もあまりやらないといい「今、汗かいてます」と苦笑いした。

 平凡な主婦が、若く魅力的な年下男性にときめき、パリに小旅行に行く今作品を見て、気に入ったのと、若い頃から映画が好きだったことから、今回の仕事を受けたという。とんねるず石橋貴明(53)との間に99年に長女、00年に次女、02年に三女を出産。その3人の娘も成長して、1人の時間も出来てきたといい「今年に入って映画を7、8本見ました」と近況を明かした。

 若い男性が好きか聞かれると「嵐の皆さんが大好きですよ。曲はかなり歌います。カラオケには行かないですけど、車の中で歌います」と嵐ファンであることを告白。櫻井翔とドラマで共演した際、あまりに曲を知っていて「そんな曲も知ってるんですか!」と驚かれたという。美しさの秘訣(ひけつ)について聞かれると、笑いながら「45を過ぎたら、足が長いとか胸が大きいとか、そんなこと関係ないんじゃないかと思えるようになった。会ったら元気で楽しかったら、すてきと思えるようになった。今はお金をかければ、いろいろな技術がありますからね。でも、やっぱり健康で楽しく幸せな感じはお金では買えない」と語った。

 映画のチラシに寄せたコメントの中に「女だ! って叫びたい」と書いた。日々の生活や、石橋にそう言いたくなった瞬間はあるか聞かれると「私も自分のことを『主婦です』って言うことがあるけれど、主婦って肩書じゃないんです。女の意識も、オープンにしたらいいかな」と答えた。08年に芸能界復帰を発表し、家庭と生活を両立しており、そのコツについて聞かれたが「両立は全然、できていないと思います。頑張ってやろうとして、頑張りすぎると具合悪くなるし、周りに迷惑をかけている」と苦笑した。