歌手のmisono(30)が9日、ブログを更新。「CDが売れない時代」とされる中、自身のソロ歌手としての売上について「『すごい』と評価されてる」と自信を見せた。

 昨年10月にアルバム「家-ウチ-」をリリースしたmisono。同アルバムには「※アルバムが1万枚売れなかったらmisonoはもうCDを発売することができません。」とのサブタイトルも付けられており、タイトル通り“背水の陣”を敷いてリリースされた。

 しかし同アルバム(DVD付きCD含む)の売上については10日現在、公式サイトで合計5414枚と発表されている。目標の半分程度にとどまっていることをからかうような書き込みがネット上では散見されるが、misonoは「バカにしてる人もいるけど、ネットにもCDショップにも置いてない状況だから『買えない』って人もいるし、今年に入ってから『今更ながらCDやっと買えた』って言ってきてくれる人もいる」と、限られた流通条件の中でも売り上げは伸びているとした。

 いずれにせよ、1万枚を売り上げるには厳しい状況が続いているようだが、CD単体とあわせて初回3000枚限定で発売されたDVD付きCDは完売し、追加生産が決定。「DVDつき3000枚を、ソールドアウトできただけでも『すごい』と評価されてるんだけどなぁ…」とボヤき、「CDが売れない時代、ランクインしてる人でも、misonoと売り上げ枚数、変わらない人もいる」と、売上枚数の減少は業界全体のことだと強調。

 また、複数メンバーで構成されるアイドルグループなどがランキング上位の常連となっている昨今だが、「ユニットで、自分よりも、大きい会場でやっていて、順位も良くて、何万枚、売れてたとしても、『misonoより売れてる』とされてるけど、人数で割ったら、1人1万枚、売ってない事になる訳で」と、ソロ歌手としての売上に自信をみせた。