タレントの保田圭(34)が、不遇だったモーニング娘。時代の振り返り、当時のエピソードを明かした。

 25日放送のテレビ朝日系「しくじり先生俺みたいになるな!!」に“身の丈に合わないグループに入っちゃった先生”として出演した保田。グループ内での人気は低く、モー娘。在籍中の5年間、数多くの楽曲をリリースしていながらプロモーションビデオに映った時間はトータルで3分45秒だという悲しい事実を明かした。

 さらに、メンバー内でのキャラを確立することが出来ず迷走。トーク番組に出演しても話を振られることもなく「空気のよう」だったという保田は、その当時の自分を「エア圭」と、テニス錦織圭の愛称を真似て自虐した。

 また、当時のトップアイドルグループにありながら、周囲の男性からは「彼女が保田圭は恥ずかしい」と言われる始末。その当時を保田は「モー娘。内で居場所が全くなかった」と振り返った。

 放送後の26日にブログを更新した保田は、同番組を観たファンから多くの温かいメッセージが寄せられていたことに感激し、「本当に本当にありがとうございます 丁寧に1つ1つ…大切に読ませて頂きました」と感謝した。

 そして放送で語ったモー娘。時代について、「居場所が見つからなかった頃の私は『私じゃどうせダメだよね…』って自分自身を信じてあげることもできなかった様に思います」と反省。しかし、そんな保田を支えたのが「投げキッスをすれば『オェ~』と言ってくれるファンの皆さんであり 1番近くにいて『ケメコ~~』っていじってくれるメンバーであり 私を保田大明神にしてくれた『うたばん』という番組であり…たっっっくさんの皆様に助けて頂いたおかげです」と、ファンやメンバーらに感謝。「モーニング娘。としてデビューしてから17年…決して平坦な道のりではありませんでしたがなんとかこの道を歩き続けることができた自分を今はとても誇らしく思っています」と、これまでの芸能人生を前向きに捉えていることを明かした。