結成10周年を迎えたお笑いコンビ、銀シャリが10日、大阪・なんばグランド花月で、記念ライブ「10周年もギンギラ銀にシャリげなく」を開き、鰻和弘(うなぎ・かずひろ、31)が結婚を発表した。

 プロポーズの言葉は、鰻によると、日本には「鰻を名乗る人は6人しかいない」そうで「7人目の鰻になってください」だった。

 お相手は、高校の同級生Aさん(30)で、鰻は「高校1年の時から一目ぼれしていた。1回、振られてて、26歳のときに友人の会合で再会して、交際が始まった」と話した。鰻にとって「初めての彼女」でもあった。

 当時、東京で恋に傷ついていたAさんを励ますうち、親密交際へ発展。フラワーアレンジメントの仕事に従事するAさんが、東京から地元の大阪へ戻った3年前から、同居生活を始めた。数年前から結婚の話題が出ていたが、Aさんが30歳になったのを機に真剣に考えゴールインを決めた。

 鰻はこの日、貼り絵の似顔絵を持参。Aさんについて「僕に似てるって言われるらしい」と照れたが、相方の橋本直(34)は「小西真奈美似。ホンマにおきれいな方で、かつてウーマン(ラッシュアワーの)村本さんがナンパしたことがあるほど」と明かした。

 3年ほど前、橋本が村本と一緒にいたところ、村本が声をかけた女性が、Aさんだった。Aさんは「鰻の彼女です」と断り、村本らを驚かせたという。

 ただ、橋本によると、Aさんも「天然系」らしく「洗濯もん、取り入れな! とか言いながら、もともと洗濯もん干してなかった…とか、そんなん、しょっちゅうある」とか。これには鰻も大きくうなずいた。

 婚姻届はまだ提出しておらず「鰻だけに、土用の丑(うし)の日が一番いいかなと思って。今年は7月24日みたいです。鰻(姓が)1人増える、めでたい日やし、皆さんが鰻を食される日に」と決めており、今月24日に、大阪市内の区役所に提出する予定だ。

 将来的には「子どもが2人ほしい。両手で手をつなぎたい」とも話した。

 また、この日のライブでは、デビュー以来10年、青ジャケットを舞台衣装として貫いてきたが、10周年を機にした新衣装としてグレーのスーツを披露。新たな衣装での漫才も披露した。