タレントの城咲仁(37)が25日放送の日本テレビ系「有吉反省会」で、「現在は歌舞伎町がコワい」と驚きの告白をした。

 城咲といえば、新宿歌舞伎町で売上ナンバーワンを誇った「元カリスマホスト」。当時の年収は最高1億円、一晩の最高売上額は2500万円だったことがあるほど。当時は派手な生活と、強気な発言で注目され、芸能界でもそのギラギラしたキャラクターを活かして活躍していた。

 番組では「真面目で地味になった」と反省。今は通販番組で「つけダレ」をプロデュースするなど、決して派手ではない芸能活動を行っていると近況を報告した。仕事を頑張ったときの「ご褒美」も、ホスト時代は200万円相当の「ロマネ・コンティ」だったのに対して、現在は「スイカ」と庶民的に。

 芸能界にデビューして10年経つという城咲は同番組MCの有吉弘行(41)に「すっかり毒が抜けましたね」「昔に戻ろうと思わない?」と問いかけられると、「思いませんね。怖いです、歌舞伎町は」と告白する。また、ホストを始めたのは、レストランバーの経営を志していた際、究極の接客を学ぶために試しに入店したことがきっかけだったと話し、「入店してみると鼻につく奴らがいて、偉そうに呼んだりしていたんですよ。こいつらをねじ伏せるにはどうしようかなと思って、ナンバーワンを取ろうと思ったんです」と明かした。

 番組後半では、「城咲仁を知らないホストクラブで新人ホストとして1日入店」という禊を実施。地方のホストクラブで、若い世代の現ナンバーワンに付いて接客を行なった。最初はおとなしめだった城咲も、酒が進むにつれて「元カリスマホスト」の本領を発揮。客の女性を褒めちぎり「大好きになっちゃった」と言わしめたり、「コール」を自ら引っ張るなどして店を大いに盛り上げた。

 禊終了後、城咲は「やっぱり超楽しいですね。でも、こんなキツいことやっていたんだなぁ。芸能界がんばろう」と、改めて決意を固めていた。