腸閉塞(へいそく)などのため入院・療養していた落語家桂歌丸(78)が8月8日の日本テレビ系「笑点」収録で復帰することが29日、分かった。高座も同11日からの東京・国立演芸場中席で復帰する。

 歌丸は6月1日に背部褥瘡(じょくそう=床ずれ)の手術を受け同9日に退院したが、同14日に食欲減退などの体調不良で再入院し、腸閉塞と診断された。その後、かゆを食べられるようになり、7月11日に退院していた。その間、6月20日収録から「笑点」の司会を休んでおり、林家木久扇ら大喜利メンバーが代役を務めていた。

 現在、歌丸は普通通りに食事ができるようになり、30キロ半ばに落ちた体重も40キロに戻るなど、回復。復帰高座では40分以上の長講となる「怪談乳房榎」を8年ぶりに演じる。