藤岡弘(69)が8日、東京・品川プリンスホテルで行われた、えひめいやしの南予博2016記者発表に参加し「ふるさと応援隊長」に就任した。

 えひめいやしの南予博2016は、愛媛県西南部の南予地域の魅力を発信するため、同地域で3月16日から11月20日まで開催されるイベントで、同県久万高原町出身の藤岡が「ふるさと応援隊長」に選ばれ、中村時広知事から特大の名刺を贈られた。

 えひめいやしの南予博2016では、12年に絶滅種に指定されたニホンカワウソが最後に捕獲された地として知られる、宇和島市九島で自然環境を学ぶ「カワウソ探検ツアー」が、夏に開催される。藤岡は特別講師を務める予定で「ニホンオオカミもそうだが、ニホンカワウソはロマンだし、自然環境のバロメーター。目撃情報もある。我々の前に現れてほしい」と期待した。

 芸能生活50年を迎えた今年は、10日にスタートするNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜午後8時)で演じる本多忠勝役で、本格的に幕を開ける。「忠勝は武士道の原点のような人で、忠義の精神を持っている。仮面ライダーも今年、45周年…自分にとっては節目、転換期、俳優としての集大成に向かっていく年になると思います。よりアクティブで前向きに、国境を越えた挑戦もしたい。より一層、戦闘モードで行きます!!」と言い、左拳を力強く握り締めた。