タレントのベッキー(31)と不倫報道のあった男女4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん=27)が15日、テレビ朝日系「ミュージックステーション2時間スペシャル」に生出演した。

 不倫報道後、初のテレビ出演となった川谷は、番組の冒頭、バンド名を紹介されると直角に近い角度で、頭を深々と下げて登場した。

 バラの形をした蝶ネクタイと格子柄のグレージャケットに身を包んだ川谷は、出番を待つ間、終始緊張した表情だった。

 午後8時36分、ついに出番となり、川谷はタモリと「ロマンスがありあまる」の演奏前にトークを展開。歌詞を作る際、広瀬香美の「ロマンスの神様」が一瞬浮かんだと話す川谷に、広瀬香美は中3で歌詞を作ったとタモリが明かし「10代ニュース(重大ニュース?)だね」とオヤジギャグ。意表を突かれた川谷は、相好を崩した。

 また、作詞で気を付けている点を聞かれた川谷は「直接的な表現をつかわないようにしている。普段使わない表現をやろうと。尾崎豊さんの『I LOVE YOU』で『愛がしらけてしまわぬように』って何だろうと。引っ掛かりのある言葉を常に探している」と淡々とコメントした。演奏中は真剣な表情で歌い上げ、演奏が終わると頭を下げたまま、映像が切り替わるまで、終始、顔を上げなかった。

 週刊文春でベッキーとの不倫が報じられた川谷は6日夜、報道各社にファクスを送り「ベッキーさんとは、親しい友人としてお付き合いさせていただいておりましたが、既婚の身でありながら、私の軽率な行動によって、このように世間を騒がせる事態となりましたこと、深く反省いたしております」と謝罪していた。