女優の手塚理美(55)が、元夫で俳優の真田広之(55)への現在の思いを語った。

 手塚は7日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。真田とは90年に結婚し2人の男児をもうけたが、97年に離婚。その原因は真田の不倫報道にあった。

 手塚は当時、報道より先に知人から夫の不倫疑惑を聞いて知っていたという。それでも「男の人の浮気って仕方ないなというか。どうしても子どもが出来ると母親は子どもに意識がいってしまいますから」と、浮気に寛容な考えを持っており、真田が家を出る形で別居となったが、「私の辞書には離婚という字はなかったので、修復しか考えてなかった。なんとかして戻って来てほしいなって」と離婚は考えていなかったと語った。

 しかし2年が経過し、手塚は「私の気持ちばかり押し付けても先に進まない」と葛藤の末、離婚を決意。話し合いの末、円満離婚に至った。

 離婚後も年に数回、家族一緒に食事するなど良好な関係が続いているという。そんな元夫に対し「こんなに一緒に会ってるなら、別にヨリを戻しても、っていう思いはありますけど」と復縁したい気持ちはあるものの、今ではハリウッド俳優として活躍する真田を「邪魔したくないので」と複雑な思いを明かした。

 「嫌いで別れたわけじゃないので。恨みつらみもないですし、今は愛から尊敬に変わりましたね。とっても尊敬しています」と真田への思いを明かした手塚。元夫のDNAを受け継ぐ息子2人について、「わたしは俳優になったら良いんじゃないのって思いますけど、本人の道ですから。父親と共演してほしいですね。もちろんわたしとも一緒にできたら」と夢を語った。