演歌歌手氷川きよし(39)が17日、東京・豊洲ピットで新CD「みれん心」購入者1000人を対象にした握手会を行った。1万通を超える応募の中から、この日の1000人と、18日の大阪の握手会の1000人が選ばれた。

 握手会前にミニライブも行い、「みれん心」「きよしのズンドコ節」や、都はるみ(68)のミリオンヒット曲「アンコ椿は恋の花」など6曲を歌唱した。「アンコ-」を歌いながら、ステージ上で、都はるみ独特の動きをまねるシーンもあった。「名曲を歌うと自然とまねをしたくなります。自分は『きよしのズンドコ節』しかまねしてもらえませんけど…」。

 「みれん心」は売り上げ20万枚を突破。ファンの間では、NHK紅白歌合戦17回連続出場への期待も高まっている。「1年の努力を積み重ねた結果として出させてもらえればうれしい。応援への恩返しで1年を締めくくりたい」と意欲を見せた。

 ファンのことは「家族」と呼ぶ。「恋人や友だちを超えた存在だから。永遠につながっていたい」。00年のデビューからこの日までに9万5000人の「家族」と握手会を実施し、来年には10万人を突破する見込みだ。

 来年9月に40歳になる。恋愛については「出会いは縁ですから…。電撃結婚? それは分からない」と話していた。