女優柴咲コウ(35)が主演し、8日に放送された大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の初回の平均視聴率が、関東地区で16・9%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 近年では13年「八重の桜」が初回21・4%の好発進。前作の16年「真田丸」の19・9%、14年「軍師官兵衛」の18・9%には届かず、15年「花燃ゆ」の16・7%を上回るスタートとなった。

 同作は朝ドラ「ごちそうさん」や「天皇の料理番」など数々のヒット作で知られる森下佳子氏の脚本。男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。直虎の幼年時代を子役の新井美羽が演じ、柴咲は第5話から本格的に登場する。