AKB48を卒業し、演歌歌手に転身した岩佐美咲(21)が10日、東京・池袋のサンシャイン噴水広場で、シングル「鯖街道」の発売記念イベントを行った。

 「鯖街道」とは、かつて福井から京都へ、サバなど腐りやすい魚を運ぶために使われた街道の名称。岩佐は以前から「シメサバを食べられない」と話しており、この日は苦手克服のため、用意されたシメサバの試食に挑戦した。「本当は『意外と食べられましたというのが理想的だったけど』…。おいしいって言いたかったけど…」。顔をしかめながら口に運ぶと、詰め掛けた800人のファンから「笑顔、笑顔!」と声援が飛んでいた。

 昨年、AKB48を卒業して恋愛は解禁になったが、まだ浮いたうわさはない。「本当にやばいという感じで、焦りがある。今はお仕事以外、何もしてないです」。それどころか「友達とさえも遊んでない。友達も(AKBの)メンバーの子しかいないので、リハビリから始めないといけない。男性の方と何を話していいか分かりません。こんな21歳、いるんですかね?」と、まさかの「ぼっち生活」を明かした。

 さらに「街コン(地域が主催する合コン)に行きたいですね。お見合いもいいなと思ってます」と切実な思いを口にした。

 好きなタイプを聞かれると「私が料理が好きなのでいっぱい食べる人ですね。好き嫌いがなくて、何でも食べる人。サバを私の代わりに食べてくれる人がいい」と答えていた。