<第4回>7・2%(2月7日)

 家森(高橋一生)が好きだと言っていたにもかかわらず、別府(松田龍平)に突然キスをしたすずめ(満島ひかり)。そんなある日、家森を追っていた男たちが訪ねてくる。ある写真を見せ「この女の行方を話せ」と問い詰めるが、家森は「知らない」の一点張り。そこで男たちは、人質代わりに家森のヴィオラを持ち去ってしまう。みんなに写真の女性(高橋メアリージュン)との関係を聞かれた家森は、ある秘密を告白する。家森の元妻・茶馬子の関西弁が迫力満点だった回。

<第5回>8・5%(2月14日)

 東京で再会した真紀(松たか子)と鏡子(もたいまさこ)。「息子は死んだ気がする」という鏡子に、真紀は予想外の言葉を告げる。そんな中、カルテットのもとに音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)が現れ、フェスティバルに参加しないかと誘う。真紀は拒否するが、すずめ(満島ひかり)と家森(高橋一生)に諭される。別府(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくは個々の夢を捨て、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案する。4人の戦闘ものコスプレが衝撃的だった回。

<第6回>7・3%(2月21日)

 すずめ(満島ひかり)は幹生(宮藤官九郎)という男性と知り合う。幹生は真紀(松たか子)の失踪した夫だったが、なぜか家森(高橋一生)の先輩だと偽る。幹生を別荘に招いたすずめは、幹生の靴に防犯用のカラーボールの痕がついていることに気付く。一方、真紀は、軽井沢で鏡子(もたいまさこ)と再会。「幹生を殺したのか」と問い詰められた真紀は、夫婦の過去を告白する。巻夫婦の心のすれ違いのていねいな描写に胸が締め付けられる回。