女子プロレスラーのミス・モンゴルこと上林愛貴(40)が5日、ニッカンスポーツコムの直撃取材に応じ、3月に不倫騒動が発覚し騒動に発展した、婚約者のお笑いトリオ東京03の豊本明長(41)との現状について「家庭内では片付いています」と断言した。

 上林は同日、東京・水道橋のプロレスショップ闘道館で開かれた、師匠・大仁田厚(59)と“かわい子ちゃんレスラー”中野たむとのプロデュース興行についての会見に出席。会見中、大仁田から「お前、傷ついたろ!!」と突っ込まれた際「まだ…傷心です」と本音を吐露。3月に一部週刊誌に、豊本と女優でモデルの浜松恵との男女の関係を示唆するLINEのやりとりが掲載され、不倫が発覚し、騒動となった件のショックが残っていることをのぞかせた。

 会見後、真相を追及された上林は「いろいろなことは昨日、今日、始まったことではないので…私は結婚を決めた時から、覚悟は決めています。皆さんが騒ぐほど、パニックになることではない」と話した。

 その上で「前から全然、その気があった。遊んでるじゃないですか。(今回の件で)そら、見たことか」と、豊本に以前から遊び癖があったことを示唆。騒動後の豊本は「言うことを聞いてくれるようになり、むしろ飼いやすくなったというのもあります」と言い、笑った。

 婚約期間は2年に及び、取材の中でも何度か「家庭」という言葉を繰り返したものの、いまだ結婚には至っていない。豊本は、4月20日に文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に生出演した際「浮気をしてしまいまして」と認めた上で「僕はとりあえず奥さんのケアをしなくちゃいけない。籍を入れるタイミングも逃しちゃいそうで、またいろいろ話し合い中」などと、結婚時期が先延ばしになったことを示唆した。

 上林は結婚の時期について「2人で、そこは、まだちょっと…仕事がちゃんと落ち着いたら、2人のタイミングで手続きしたい。こうなったから、籍を入れたんじゃない、そうではないよ、という部分もある」と語った。

 一部から豊本にプロレス技で制裁を…との声も上がっているが「逆にプロレスに悪いイメージつく。全部をリングに持ち込むべきじゃない、というのが私の美学。プロだからこそ、やっちゃいけない」と否定した。

 上林はプロレスと並行して、27歳の時に子宮頸部高度異形成と診断され、手術した経験から、子宮頸(けい)がんの啓蒙活動と、動物の殺処分0を目指すプロジェクトなどの活動を続けている。人々の精神に訴えかける活動にも尽力しているだけに、一連の騒動を起こした豊本に対しても「暴力(プロレス)じゃなく精神面からジワジワ伝えます」と、心と心で向き合っていくつもりだ。