真木よう子(34)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「セシルのもくろみ」(13日スタート、木曜午後10時)の制作発表会見が2日、東京・台場の同局スタジオで行われた。

 ファッション誌業界を舞台に、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、さまざまな立場の女性がぶつかり合いながら、幸せを探していく姿を描く。真木ら出席した女優全員が白い衣装を着用し、さっそうと登場。場を華やがせた。

 真木は読者モデルになり、生活が一変する主婦を演じる。司会者から題名にちなみ、この夏のもくろみを聞かれると、真木はスタッフから手渡された「ママ友会を開催」と書かれたボードを掲げた。「広報の方にそう言えと言われたので」と言い、会見を盛り上げようとする同局スタッフのもくろみをあっさり明かしてしまった。

 だが、すぐに「(主人公の)ファッションは、弟の雑誌を読んで見つけたストリートロックがベース。そういった若者のファッションもベースにしているので、衣装もぜひ、楽しんでもらいたい。若い人たちに、楽しみにしてもらうことも、もくろんでいます」と、本当のもくろみを熱く語った。

 吉瀬美智子(42)はもくろみについて「真木ちゃんのおなかの出具合が格好いい。見事なんです。どうやって腹筋をつけたのか、現場検証したい」と話した。

 真木はプライベートに娘がいるが、母親でもある主人公と重なる部分について「愛している人間が幸せで生きているのが1番の幸せ、ということに共感します」と断言。さらに「愛している家族が笑顔で幸せに生きてくれていて、そばにいてくれることが1番の幸せ、といった内容のセリフが第1話にありますが、それ、私が考えました。セリフが伝わりづらかったので、分かりやすくしました」。大切な家族への思いがセリフとして採用されたことも明かした。真木、吉瀬のほか、板谷由夏(42)、伊藤歩(37)、長谷川京子(38)が出席した。