俳優高杉真宙(21)が8日、東京・新宿シネマカリテで、主演映画「逆光の頃」(小林啓一監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 2年にわたって京都でオールロケした物語。高杉は「長い期間を重ねてきて公開するのはうれしい。撮影中も京都で青春してる感じがしていました。青春をおすそわけできたら」と話した。

 京都生まれ、京都育ちの役柄だったため、時間があれば街歩きをするなどして、京都を肌で感じてたという。

 共演者ともきずなが深まったようで、清水尋也(18)とは買い物に行ったり映画を見たり、寒い鴨川のシーン撮影後には銭湯にも行ったそう。清水は「真宙の裸を見ちゃいました。ひと言で言えば『しなやか』です」と言い、高杉を苦笑いさせていた。

 高杉、清水、葵わかな、金子大地、小林監督は浴衣姿で夏らしい舞台あいさつとなった。