三重県四日市市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」のテーマ曲「SUNRIZE!43~こにゅうどうくんのテーマ~」が制作され、豪華だと話題になっている。音楽プロデューサーの斉藤ノヴ(66)がプロデュースし、久保田利伸やドリカムのバックボーカリストとして有名な地元出身の浦嶋りんこ(年齢非公表)が歌う。8月5日に同市で開催される大四日市まつり内の「おどりフェスタ」で、地元初披露される。

 こにゅうどうくんは、同市に伝わるからくり人形「大入道」の息子という設定で、市制施行100周年だった97年に誕生。15年の「NHK紅白歌合戦」にも出場し、得意なダンスを披露。昨年の「ゆるキャラグランプリ」では17位も、今年は市制120年、生誕20周年となることから、テーマ曲制作が決まった。森智広市長も「一緒に四日市を盛り上げていきたい」とアピールする。

 テーマ曲の最大の特徴は「著作権フリー」。斉藤、浦嶋ら楽曲に携わった全員の承諾を得た上で、JASRACに登録をしなかった。同市のホームページ上から誰でも自由にダウンロードが可能で、CDでの視聴や楽曲利用を希望する人に対しても、同市シティプロモーション課に問い合わせれば対応するという。