V6岡田准一(36)の主演映画「関ケ原」(原田真人監督、8月26日公開)完成披露イベントが18日、ららぽーと豊洲で行われ、岡田の鉄人エピソードが明らかにされた。

 司会から俳優陣に「誰も知らない真実とは?」と質問が飛んだ。岡田が「僕の? 僕のは、だって…自分で言うの?」と戸惑うと、東出昌大(29)が「僕はあります」と言い、岡田の撮影中の秘話を明かした。

 東出 文化財のある山の中で、夜11時くらいまで撮影しました。ロープウエーで降りて、バスでご一緒した時、僕はビールを飲みたいと思っていたんですが、岡田さんは「今(深夜)12時くらいだから、トレーニングかな」とおっしゃって…鉄人だなと思った。

 14年の映画「蜩ノ記」で岡田と初共演した役所広司(61)も「以前、仕事した時も深夜、木刀を持って走っていた」と、岡田が深夜にトレーニングに励んでいたと明かした。岡田は、その時、役所を誘ったものの「『俺はいいや』と優しく断られました」と振り返り、苦笑した。

 岡田は、自身の秘話が語られた後、「関ケ原」で時代劇に初挑戦した有村架純(24)の、勉強熱心なエピソードを明かし、絶賛した。

 岡田 時代劇、初めてで…すごいよね。初めてで、こんなにいろいろ活躍していて「勉強したいです」と言うのが、すごい。教えて下さいって、言えないじゃないですか…素直にすごく頑張られていた。素敵だなと。

 有村はNHKで現在、放送中の連続テレビ小説「ひょっこ」に主演している。「関ケ原」のクランクインは16年8月、「ひょっこ」のクランクインは同11月だが、その間も多数の作品に出演している多忙なスケジュールの中、研究熱心で真摯(しんし)な有村の女優としての姿勢に、岡田は感じるものが多かったようだ。【村上幸将】