モデルで女優としても活躍する新木優子(23)が22日、都内で初写真集「ガールフレンド」発売イベントに出席した。出演中のフジテレビ系連続ドラマ「コード・ブルー~ドクター・ヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(月曜午後9時)の17日放送の初回平均視聴率が、関東地区で16・3%(関西地区18・8%、いずれもビデオリサーチ調べ)を記録する好発進。「私も周りの友達もシーズン1から見ていました。私がこのシリーズに出るとは思わなかった。家族や親戚も喜んでくれた」と喜びをかみしめる。

 大ブレークが期待される女優の1人だ。14年に雑誌「non-no」専属モデルになったが、14歳だった08年に「錨(いかり)を投げろ」で映画初主演も果たしている。15年に結婚情報誌「ゼクシィ」CMでモデルとして知名度を上げ、今年4月期のフジテレビ系連続ドラマ「CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班」に続き、「コード・ブルー」にも起用され、2クール連続で連続ドラマにレギュラー出演。女優としても注目の存在となった。この日も「いろんな方に知っていただけている実感はひしひしあります」と話した。

 「CRISIS」では165センチの長身を生かしたアクションに挑戦。「コード・ブルー」では研修医役に挑んでおり「手術シーンはリアルで勉強になる。やってみたかった役」という。「この役をしっかりやることで、次にやりたい役が見つかるかな」と意欲も高まっている。

 男女問わないファン層を意識しており、初写真集も「男子が見ても女子が見ても『ガールフレンド』という1冊」になるように心掛けた。「自分の写真集で肌の露出が多いものに挑戦してみようかと思って」と下着風のセクシーショットも披露している。

 12月に24歳になる「年女」。同じ93年生まれには、有村架純や武井咲ら人気女優が多数いる。「ようやく自分の演技を客観的に見られるようになった。自分の演技に納得できる女優さんになりたい」。飛躍の瞬間を迎えている。【森本隆】

 ◆新木優子(あらき・ゆうこ)1993年(平5)12月15日、東京都生まれ。小学生時代にスカウトされ芸能界入り。14年から雑誌「non-no」専属モデル。映画は15年「風のたより」16年「インターン!」にそれぞれ主演。ドラマは16年フジテレビ系「ラブラブエイリアン」に主演。「ガスト」などCMにも多数出演。165センチ。血液型A。