音楽プロデューサーの小室哲哉(58)と浅倉大介(49)が31日、新ユニット「PANDORA(パンドラ)」を結成したことを発表した。

 小室は自身の公式サイトにコメントを寄せ、「今の音楽シーンはジャンルがどうとか、形態がどうとか関係ない状況にあります。テクノロジーの進化により環境に合わせて、データを創ることが可能になりました。浅倉君は最高のシンセサイザープログラマーであり、キーボーディスト。僕の文科系のイメージを理科系の彼が音楽という形にする。作業は少しのコンピューターがあればどこでもできる。今回のユニットPANDORAの概念は“箱”です。その扉を開けて、いろいろなもの、音楽が出てくるのを楽しみにしててください」と、新ユニットへの意気込みを語った。

 浅倉は貴水博之とのユニット「access」での活動以前にTM NETWORKのサポートメンバーなどを務めた。師匠である小室とのユニット結成に「まずは尊敬する先生(小室哲哉)とのユニットです、ボク自身すごく嬉しいし、とても楽しみです。先生の考える、これまで、今、これからのデジタルミュージック、音楽シーンへのアプローチを、1つでも多くこのPANDORAで実現させたいと思います」とコメントを寄せた。