ダウンタウンの松本人志(53)が、不倫を許さない世間の現状に「約束が違う」と悲鳴をあげた。

 6日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は、女優斉藤由貴の不倫疑惑報道を取り上げた。昨今、著名人の不倫が世間で大バッシングを受けることに、松本は「正直、芸人やってて、こんなんに不倫がアカンねやって思うと、シクシク泣く夜があるのよね。なんのために芸人やんねやろうと思うと、シクシク泣いちゃうときがある」と冗談めかしつつも、厳しい世論を恐れた。

 「8年くらい前に結婚したとき、こんなんなるって聞いてないもん。約束が違う」と、売れっ子になって派手な生活をする一昔前までの“芸人”になることを夢見てきたはずが、それを許さない世間に、ほかの芸人たちも「どうする?どうする?」と震え上がっているという。「おれは嫁には言ってたからね。『結婚しても遊ぶからな』って」と夫婦間では承諾を得つつも、「でも世の中の流れがそれを許さない」と嘆いた。

 斉藤の不倫疑惑については、過去にも2回のスキャンダルがあったことに触れ「この人は殿堂入りだと思う。不倫ビザを与えてもいいと思う。全然いいと思うな。この人の女優さんとしての魅力はこういうことやと思うなあ」と私見を述べた。