お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(47)の不倫疑惑について、同業者であるお笑い芸人のコメントをまとめた。

 不倫評論家の異名を持つ、オリエンタルラジオの中田敦彦(34)は、9日放送のTBS系「ビビット」で、「もしこれが本当なら笑いで済まされるような時代じゃないし、笑いで済まされるようなレベルじゃない。(宮迫のガン)闘病を支えた奥さんに対しても説明責任があるのかなと思う」と、いつもと変わらぬ物言いで先輩である宮迫を厳しく糾弾した。

 キングコングの西野亮広(37)は、宮迫の不倫報道が出た9日に、「他人の不倫に口を挟む糞ブスどもへ」のタイトルでブログを更新。宮迫の名前を直接出したわけではないが、自身は不倫を肯定も否定もしないとした上で、「週刊誌に見事にあおられ、いとも簡単に感情をコントロールされて、そろいもそろって『不倫反対!』『不倫サイテー!』批判の声を上げているバカに一体、何の被害があったかは分からないが、不倫を批判しておくとテメエが正義になれるから、ここぞとばかりに『不倫反対!』『謝罪しろー!』のオンパレード。ここまで下品な魔女狩りが過去にあっただろうか?その魔女狩りには、僕が尊敬している先輩方も参加していて、失望しかない」と、ネット世論だけでなく芸能人コメンテーターもこぞって他人の不倫を批判する風潮に幻滅した様子。

 おぎやはぎの小木博明(45)は、9日放送のフジテレビ系「バイキング」で、「大本命でしたもんね」と、宮迫の不倫に驚きはなかった様子。その上で、「バレちゃったっていうのはもうね、トコトン攻められなきゃダメですよね」と、週刊誌に撮られたこと自体に問題があると指摘した。相方の矢作兼(45)は、宮迫が相手女性と時間をずらして行動していたという報道に「こんな完璧なルートでよくバレるね。脇が甘いとか、油断とかもない。ここまでやってバレた場合は、しょうがない」と、芸能記者の手腕に感心した。

 玉袋筋太郎(50)は、9日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」で、他人の不倫に対して興味が無いというスタンスを示し、「宮迫くらい仕事を一生懸命やって、大病して、また仕事して頑張っているんだから、やったって構わないよ別に」と理解を示した。

 ナインティナインの岡村隆史(47)は10日深夜放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、「もう、24時間テレビのマラソンで100km走って、最後に土下座して謝ったらエエんちゃうの?」「宮迫さんは走る理由が見つかった」とコメント。

 そして、11日放送のフジテレビ系「バイキング」で下心はあったが不倫はなかったと生釈明した宮迫に対し、浅草キッドの水道橋博士(54)は同日「バラいろダンディ」で、「芸人の間では“祭り”で、久々にこれは面白くしてくれると思ってたんですけど」「スベった感があった」と謝罪のテンションが期待はずれだったと残念がった。