お笑い芸人のレイザーラモンRG(43)が23日、歌手細川たかし(67)の公認モノマネキャラ「こぶしたかし」に扮(ふん)し、京都市の伏見稲荷大社で、よしもと祗園花月6周年イベント「こぶしたかしと浅越ゴエと行く 伏見稲荷大社 早朝ヒット祈願ツアー」を開催した。

 本殿では、RGと浅越が玉串をささげ、細川の発売中のシングル「縁結び祝い歌/人生夢将棋」のヒット祈願するともに、祗園花月の繁盛を祈念した。

 本宮入り口近くにある「外拝殿(げはいでん)」では「細川たかし師匠のヒットを祈願しまして、あるあるを歌わせていただきます」と一礼。ヒット曲「北酒場」のメロディーに乗せて「伏見稲荷あるある」を熱唱した。一番、重要な「あるある」の部分でカミかけるアクシデントもあったが、なんとか歌いきった。

 「あるある」の奉納にRGは「伏見稲荷さんでやらせてもらったことを伝説にしたい。日本ではもうこれ以上ないです」と国内の神社などでの「あるある」の封印を宣言した。

 かつて関西でこっそり細川のモノマネをし、バレて激怒されたRG。紆余(うよ)曲折があり、細川から「こぶしたかし」の芸名を授かった。いまではRGの髪の毛を「師匠が自ら切ってくれる」ほどの間柄になった。2週間前に切ってもらったばかりという。

 大みそかのNHK紅白歌合戦については「一応(スケジュールを)空けてます。師匠の後ろに立たせていただけるだけでもいい」とアピールしていた。