読売テレビは13日、大阪市内で開いた編成会見の席上で、女優鈴木砂羽(44)が出演する日本テレビ系ドラマ「ブラックリベンジ」(木曜午後11時59分=10月5日スタート)について、現状では「(降板騒動の)影響が出るとは考えていない」とコメントした。

 鈴木をめぐっては、自らが演出、出演する舞台「結婚の条件」で降板騒動が起こっており、ドラマを制作する同局によると、収録は今月9日にスタートしたばかり。同局は「今の段階では真偽が分からないので、このままの状況であれば(ドラマに)影響は出ないと思う」とした。

 また、この日までに、同局には「(鈴木の)事務所からの説明もございません」とし、「今の段階で、こちらから(説明を)求めることもない」と語り、静観の構えだという。

 ドラマは、木村多江が主演。有望な政治家だった夫を亡くした妻が、夫のスキャンダル記事を掲載した週刊誌記者になり、報復しようとする物語。鈴木はカウンセラー役で、同局は「最初は木村さん(の役)が相談し、頼っているが、後半、徐々に裏の顔が明らかになっていく」設定だと説明した。