漫才師の今くるよ(年齢非公表)、清水圭(56)、木村祐一(54)ら吉本芸人32人が22日、京都府庁(京都市上京区)で京都府文化観光大使を委嘱された。

 委嘱式にはくるよら8人が出席し、山田啓二知事から委嘱状などを受け取った。

 京都市出身のくるよは山田知事から同大使の名刺、バッジ、名刺入れを渡されると、ギャグ「どやさ~」と大きな目を見開いた。木村は委嘱状を渡されるときには「観光大使の恥じぬように…」と決意を語り、笑いを誘った。吉本芸人のギャグの洗礼に山田知事は「委嘱状を渡して汗をかいたのは生まれた初めてですわ」とタジタジ。

 その後、進行役から「せっかくの機会ですので知事にこうしたらなどがありましたら」と提案タイムに突入。木村が「知事もいじられることを覚えられたらどうですか」とツッコまれると、山田知事は「いつも議会でイジメられています」と負けずに返した。

 さらに木村が「舌足らずのところ」と指摘すると「滑舌が悪いんですよ。舌足らずでは舌が長いんですよ。日本で一番、舌が長い知事です」とノリノリで応対した。