TBS金曜ドラマ「コウノドリ」(13日スタート、金曜午後10時)の完成披露試写会が7日、都内で行われ、主演綾野剛ら出演者が舞台あいさつを行った。

 15年秋に放送され、平均視聴率11・5%(全10話)を記録した産科ドラマの新シリーズ。産婦人科医、鴻鳥サクラを演じる綾野は「今回は、赤ちゃんが生まれたその先、生活していく現実や、医者のパーソナルな部分も描かれます」。松岡茉優、吉田羊、星野源、坂口健太郎、大森南朋らペルソナ総合医療センターの面々も再集結。「連絡は取り合っていたので、再集結できて、同じベクトルに向かって戦っていけてうれしい」と話した。

 この1年半の互いの活躍について、綾野が星野に「『おげんさん』見てました」。なぜここでNHKなのか、TBSの「逃げ恥」ではないのかと出演者たちから総ツッコミが飛んだ。「今回は踊らないの?」と口々にリクエストされた星野の窮地に、綾野が「踊りません」と笑って助け舟を出すシーンもあった。

 理論派で笑わない医師、四宮を演じる星野は「表情は相変わらずないが、これから出てくるのかな」。役柄のニックネーム“しのりん”がまだ出てこないのが気になるようで「気に入っているので、どこかで入れてください関係者の皆さん」と呼び掛けた。

 主人公は産婦人科医でありながら天才ピアニストでもある役どころ。今回の綾野のピアノシーンを見た星野は「髪形が変わって衝撃。イケメン」。坂口も「聴いていて心地よかった」と絶賛していた。