演歌歌手坂本冬美(50)と森山愛子(32)が9日、都内で、初の共演イベントを行った。

 坂本はカバーアルバム「ENKA2」を10月25日に発売し、森山はシングル「会津追分」を先月27日にリリースしたばかり。同じ事務所に所属する“姉妹”が力を合わせて新作をアピールした。

 そこに登場したのが、坂本公認のものまねタレント坂本冬休み(46)だ。坂本からプレゼントをされた着物を着て、ヒット曲「夜桜お七」を情感たっぷりに熱唱すると、客席から「冬美ちゃん!」の掛け声が飛んだ。

 「そっくりでしょ」と驚いた坂本は、歌唱の後で口を動かす癖をまねされていることに「自分のことは本当に分からない。ものまねを見て大笑いをした後で、ビデオを見たら本当に似ていた。気を付けなきゃね」。

 あまりに似ているので、代役のオファーまでしてみせた。「もし私が倒れたら、代わりにステージに立ってもらうわ。遠目なら分からない」。冬休みは「冬美さんとは顔の大きさが違う。私の半分しかない」と謙遜しながらも、まんざらでもない様子だった。

 森山は普段のかわいいアニメ声と、歌唱時のドスの効いた声のギャップが持ち味。冬休みは「今度は森山愛子に挑戦します」と宣言。森山も「今度は冬美さんと一緒に紅白歌合戦のステージに立ちます。後は行くだけです」と、夢だという紅白出場を宣言した。