29日にテレビ朝日系で放送された小栗旬(34)主演のドラマスペシャル「BORDER 贖罪」の平均視聴率が7・9%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。当初放送予定だった22日が選挙特番でこの日に変更。TBSの連続ドラマ「陸王」やプロ野球日本シリーズ(フジテレビ)の裏番組での放送となり、2桁には届かなかった。

 2014年に連続ドラマとして放送され、反響を呼んだ作品が3年ぶりに復活。頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗)が、命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と悪の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描く。スペシャル版は、衝撃と謎を残した連ドラ最終回のラストシーンからスタートした。