モデルで女優の佐藤美希(24)が16日、東京・中目黒ウッディーシアターで、初主演舞台「25年目の家族」(同所で19日まで)の初日公演前に取材に応じ、約10年ぶりというショートカット姿をお披露目した。

 鎖骨くらいまであった髪をバッサリとカットし、初主演舞台への意気込みをみせた佐藤。「17、18cmくらい切りました。この長さにしたのは、中学の柔道部だったとき以来です」と照れ、「ずっと髪形を変えたいなと思っていて、ちょうどこの舞台が決まったので、そのタイミングに合わせて切りました」と経緯を明かした。

 理想の仕上がりイメージはフジテレビ宮司愛海アナウンサーで、同アナの写真を美容師に見せて、注文したという。周囲の評判は上々といい、「似合ってるねって、舞台メンバーも含めて言っていただけたのと、大人っぽくなったねって言っていただけました」と納得の表情を浮かべた。

 舞台では、父親が違う兄と母親が違う姉をもつ、下町のもんじゃ焼き店の看板娘、まゆみを演じる。「台本を読んで、本当に複雑な家庭というのが第一印象。最終的には、家族は絆でつながっているんだって感じました」と、温かみのある台本の魅力を語った。「(17年の)最後に、こうやってすてきな作品に出演できたことはうれしいですね。一番大きな思い出というか、記憶に残ると思います」と話し、「もっといろんな作品に出で、お芝居をしたいです」と今後の抱負を語った。