プロレスラー出身で俳優のザ・ロックことドウェイン・ジョンソン(45)が13日、ハリウッドの殿堂入りを果たし、ウォーク・オブ・フェームの星形プレートに名前が刻まれた。

 ウォーク・オブ・フェームはエンターテインメント業界で活躍する人たちをたたえるもので、ハリウッドの目抜き通りに埋め込まれた星形プレートには多くのスターの名前が刻まれている。伝説のプロレスラーとして知られるジョンソンは、「ワイルド・スピード」シリーズなどの活躍で昨年は経済誌フォーブスが発表した世界で最も稼ぐ俳優リストで首位に輝くなど近年目覚ましい活躍を遂げているほか、慈善活動にも精力的に取組んでいることなどが評価された。

 セレモニーには、新作映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(来年4月6日日本公開)で共演した俳優ジャック・ブラックとジェイク・カスダン監督が祝福に駆け付けた他、妊娠を発表した恋人でソングライターのローレン・ハシアンと愛娘ジャスミンちゃんも出席。「一生懸命やれば結果は出る」とスピーチしたジョンソンは、家族や映画関係者らに感謝を述べ、最後はジャスミンちゃん(1)を抱き上げて満面の笑みを見せた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)