大泉洋(44)と松田龍平(34)が15日、都内で映画「探偵はBARにいる3」の大ヒット舞台あいさつに出席した。

 大泉は「何度目のイベントか分かりませんけど。平日のイベントだというのに、世の中には働かなくていい人がたくさんいる(笑い)。先日ね、皆さんの反応見たくて、混んでる映画館に行った。ギリギリに入って、ドキドキしながら見てた。大変反応良くて、みなさん笑ってる。ただ、ショックだったのは、エンドロール出始めると、みんな帰っちゃう。それでいいんだけど、僕にしたらエンドロール終わったら、もう1シーンある。止めようかと思った。みんなすまなさそうに帰ってる途中で、もう1シーン。悲しいかな、この映画の中で、これが一番受ける。なんとか最後まで見てほしい気持ちでいっぱいです。今日は、ありがとうございます」と5分以上も1人でしゃべりっぱなし。「なんにもしゃべらない相方と漫才やっている。来年、M-1出ようかな。『探偵はBARにいる』っていうコンビでね」と笑った。

 松田は「それはないでしょ」とマジで否定。それでも「ホッとしました。大ヒットしてない映画じゃ、こういうあいさつはないでしょうから」と話した。

 シリーズ第3弾までで、観客が累計200万人を突破した。大泉は「すごい。ぴんと来ない。感謝」。松田は「うれしいですわ。感謝。便乗しました」と笑顔を見せた。大泉は「この映画の中では必ずパンツ一丁になってるので、200万人に見られてるっていうのは恥ずかしいですね」と話した。

 ここで、東映の岡田裕介会長からの手紙が披露され「大泉洋殿、松田龍平殿。『一生BARにいる宣言』をよろしく。『探偵はバーにいない』でもいいよ」とシリーズ化を要請された。大泉は「もちろん続けますよ」と快諾したが、松田「1回、持ち帰らせてもらいます」とまさかの保留。大泉から「出たよ。お前、マネジャーか。俳優の言う言葉ですか。こんなことってあるんですか」と突っこまれると、松田は「大泉さんの体力次第ですよ」。大泉が「過酷シリーズをやり続けますよ。松田さんが言ってるのは『ボウリングのボールになってほしい』ってこと。やりますから」と言い切って、シリーズ化が決定した。

 大泉は「第3弾は1と2を見てなくてもOKだけど、第4弾は3を見ていないと分からない内容にする。早く3を見に来てください」とPRした。